|
● 足根管症候群 （Tarsal Tunnel Syndrome）
足首の内側のくるぶしのすぐ後ろを通る神経が圧迫されて足の内側や足の裏が痛む病気です。
【原因】
足根管（内側のくるぶしのすぐ後ろにある神経や血管、腱などの通り道）が腱鞘炎、ガングリオン、外傷後の癒着などの原因で狭められ、神経が圧迫されることによっておこります。
【症状】
足の内側の辺りが痛んだり、足の裏に異常な感覚があります。夜中に急に痛んだりします。歩いたり体重をかけたりすると、痛みが強くなることがあります。
【診断】
問診、視診、触診によります。神経に沿っての圧痛や知覚の障害があるかどうか調べます。
【治療】
局所の安静、湿布、投薬、理学療法を行いますが、足根管の中への副腎皮質ホルモンの注射が有効です。 |