海の魂(こころ)
作詞・作曲・歌:小堀 正一 編曲:筧 哲郎
都会の灯も消える頃 酔い潰れ
俺の心は 揺れていた
昇る朝日に迷いもせずに
故郷(くに)へ帰る列車に揺られ
生まれ育った 伊勢湾の
俺を待ってる 親父の海へ

ガキの頃からいつも 聴かされた
漁師の技の 自慢話
今じゃ俺の支えとなって
守ってくれる親父の心
めざす漁場は 熊野灘
荒波越えて 男の海へ

波をくだき船団 岬を越えて
灯船の明かりに 血が騒ぐ
網引く腕に飛沫と汗が
にじむ男の晴れ舞台
大漁旗上げ 舵を取る
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